◆夏光〜夢の家オフ 2/2◆


青い水晶枕の付いたお風呂には薬草を入れ、お風呂に横になります。香りが素晴らしく、アロマテラピー効果でとってもリラックスできます。そして夢の世界へ・・・(-_-)zzz


朝です!夢見ましたよ〜。仕事している夢でした(爆)
ベット(ていうか棺桶だよなー)に備え付けてある「夢の本」に忘れないうちに書き留めます。写真は外の畑で作られたトマト。朝食にいただきました。


目覚めてギョッとする赤の部屋(^_^;) でも一番人気みたいですよ。他にも色々書ききれないほどの体験をしました。


「夢の家」を後にして朝風呂に向かいます。ここ松之山温泉郷は日本三大薬湯の里と言われています。


今から700年以上前の南北朝時代、一羽の鷹が舞い降りて傷ついた羽を休めているのを木こりが見つけ、そこにこんこんと沸く温泉を発見したという伝説が書かれていました。


温泉街の駐車場にも芸術祭で作られた公衆便所が。新築時は綺麗だけど、維持管理は大変だなという印象です。

今回一番感動したのはこの田園風景だと言っても過言ではありません。「耕して天に至る」と言われる「棚田」は松之山を代表する風景です。

刈入れ前の緑の美しいことといったら。日本の田園風景をここまで美しいと思ったことは今までの人生においてありません。

水の綺麗な道を進むと、向こうに大棟山美術博物館の門構えが見えてきます。

大棟山美術博物館は平成元年、村山家三十一代の現当主が七百年に近い歴史を持つ山村旧宅と庭を博物館にしたものです。

入口付近にある庭の湧き水と野花。厳かでしっとりとしたたたずまいです。

その湧き水の先にある小さな池には、何と野生のサンショウウオがいるではありませんか!しかも沢山。初めて見る野生のサンショウウオに興奮して写真、ビデオを撮りまくりました(笑)

博物館の門へと続く林の中の道。苔がまた何ともいえない風情があります。

さらに進んで松之山名所の美人林へ行きました。樹齢約80年ほどのブナの原生林が一面に生い茂っています。

あまりにもブナの立ち姿が美しいことから「美人林」と呼ばれるようになったそうです。林の中はマイナスイオンが豊富で、木の良い香りが広がっています。森林浴を堪能しました。

美人林のすぐ隣に、昨年訪れた「キョロロ」がありました。今回は外から写真だけ。

帰りも田舎道を楽しみながらのんびりと走ります。山里である松之山は、平地が少ない為、かつて人々は山を切り開き、棚田を作ることで耕地を得てきました。

米作りに欠かせない水は、豊富な雪解け水によってまかない、美味しいお米を生み出しています。

カエルや虫の声、野鳥のさえずりに耳を澄ませば、目の前に広がる風景がこの地の人々と自然が営んできた歴史を伝え、その素朴な美しさは、私たちを郷愁へと誘います。

「大地の芸術祭」は、3年に1度、越後妻有6市町村の里山で展開される自然とアートと人間の「三年大祭」です。 来年はまたその3年目の年になるので、今度はどんな芸術作品が作られるのか楽しみです。

 

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