O.P.E.N.とは、Opencarオープンカーで Pleasure and喜びを Entertainment共有するための催しを開催する Network仲間達 の頭文字をとったオープンカーが好きな、オープンマインドな人達の集まるクラブです。1997年、パソコン通信ニフティーサーブの輸入車フォー ラム内オープンカー会議室のメンバーが集まって、OPENCAR布教委員会と言う名称で発足しました。

O.P.E.N.の活動は、毎月行われる定例ツーリングの他、オープンカーにとってベストシーズンである春と秋に全国ミーティングを行っています。 そのうち春は日本海の海の幸とシーサイドツーリングを楽しむ『春越前(はるえちぜん)』、秋は軽井沢の高原と浅間山の雄大な景色を堪能できる『秋軽(あきかる)』という愛称で、これまで多くのオープンカーファンの方に親しまれ、全国のオープンカーオーナーとの親睦を深めてまいりました。

オープンカーの醍醐味と言うのは、何と言っても風を受けて走れると言うことでしょう。 頭の上にさえぎる物が何もない開放感。日常生活でストレスや疲れを感じることの多い現代社会において、精神的にも身体的にもリフレッシュでき、明日への英気を養うには最高のツールです。

ただ、排気ガスや異臭、粉塵の中をオープンで走っていて気持ちが良いと思う人はいません。 オープンで走ると自然と地球環境のことを考えさせられます。陽の光を浴び、風に吹かれ、木々の緑や、海、大地を眺める。また、温泉につかって日々の疲れを癒すことが出来るのは今の地球があるからに他なりません。 そのかけがえのないものを大切になければならないという、ごく当たり前のことを改めて気づかせてくれるのはオープンカーです。

そして、オープンカーは旅心を誘います。 大勢でのトレインツーリングも楽しいし、一人で気ままにソロツーリングもまた楽しいものです。 非日常空間で開放的になり、人との出会いで新たな刺激を受ける。それが精神的にも健康的にもどんなに自らに喜びを与えるか、オープンカーオーナーならば誰でも体験済みでしょう。

また、オープンカーから連想するのは、いわゆる無駄という価値観でしょうか。5人乗れて風雨をしのぐ頑丈な屋根があり、トランクスペースもたっぷりある車が存在するにもかかわらず、何故我々はわざわざその対極にあるオープンカーを選ぶのでしょう。 それは無駄空間イコールゆとり空間だからです。 ゆとりがなければ視野も狭くなり本来見えなければならないものが見えなくなってきます。 あえて無駄とも思えるゆとり空間をもつことによって、我々は精神的なステイタスを感じているのではないでしょうか。
「オープンカーのある生活」
これはステイタスなのです。

O.P.E.N.はオープンカーのある生活を楽しむ為の総合コミュニケーションの場です。 入会金や年・月会費、会員規則はありません。 あるのは社会人としてのモラルだけです。 O.P.E.N.が何よりも大切にしたいのは、共通の楽しみを持って集まった人達との心の仲間作りです。 O.P.E.N.を通じて知り合えた人との縁を大切にし、爽やかな風を感じていつまでもオープンで走れるよう、私達のこの地球を大切にして行きましょう。

 

O.P.E.N.
Opencar Pleasure and Entertainment Network
http://www.opencar.org/

会長  RENEGADE